8月19日 夏休み終了

 18日間の夏休みが終了し、猛暑が厳しい中、1学期の後半が始まりました。
生徒たちは元気に登校してきています。例年であれば、夏休み明けの3年生には大きな変化が見られるのですが、今年は夏休みが短かったせいか、あまり変わった様子は見られないようです。

<全校朝会>
18日間の夏休みが終了しました。どのような夏休みを過ごしたのでしょうか。
今年は、コロナ禍のため、夏の風物詩と言われる盆踊りや花火大会、プールなどが中止となり、これまでに例のない夏となっています。その中で甲子園大会も中止となり、代わりに交流試合が実施されました。毎年、高校野球の甲子園大会では感動を味わわせてもらいますが、今年の各学校の選手や関係者のインタビューを聞いていると「試合ができて良かった」「最高のプレーができました」「感謝の気持ちでいっぱいです」「悔いはありません」「全力を出し切りました」など後悔を表す言葉はありませんでした。
 従来通りに大会が実施されていれば、2試合3試合と甲子園でプレーができたかもしれません。でも、不平や不満を言うのではなく、この現状を理解して、ベストを尽くす。そして、感謝の気持ちを持っていると言うことに、心打たれました。
 どんな事も考え方次第、良くとらえるか悪くとらえるかは自分次第だということを高校球児から再認識させてもらいました。
 「どんなことも決めるのは自分」ということです。例えば、好きと嫌いを例にすると、好きということも嫌いということも、自分が決めているということです。食べ物で「美味しくないから嫌い」というのも「美味しくない」と決めているのは自分、でもそれが「美味しい」と言う人もいます。つまり、どんなことも自分次第ということです。
 「すべてのことに意味がある」といいます。目の前のことをどのように捉えるか。どうせなら良い方向に考えていけたら幸福感は高まるのではないでしょうか。「プラス思考」「ポジティブ発想」ということです。プラス思考、ポジティブ発想は物事を良い方向に転換してくれます。まだまだ新型コロナウィルスの影響はとどまりません。現状を捉え前向きに考え、今という時間を三中生みんなで有意義なものにしていきましょう。

ひまわりは太陽に向かって元気よく咲いています