2月3日 授人以魚 不如授人以漁

「スキー講習で、最初に教わることは、何だと思う?」

教頭が、往路車中でクラスの子どもたちに語っていた。

「①転び方②起き上がり方③止まり方…の順だよ。」

「どうしてかな?」と、穏やかに、冗談も交えながら。

だから、子どもたちは、自然体で聴き、考えていた。

やはり、餅は餅屋。教えて考えさせる語り方を学んだ。

 

『みんな、すぐボールに集まっちゃうんだよなぁ…』

子どもたちのつぶやきをサッカー授業に生かすために、

「どうしたいの?」と、声掛けできるようになった。

 

【授人以魚 不如授人以漁】 *老子

    人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、

    釣り方を教えれば一生食べていける。

… 高校時代、大好きだった漢文の先生が

授業で教えてくれたことを、ふと想い出した。